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逃走経路
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作詞 ハルザキ |
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朝目が覚める ふときみをおもう
頭を振る 「なんだって朝からアイツのことが」
朝食をとる 学校に向かう
通学路ふりむく 「まあいるはずねぇわな」
退屈な授業を耐え忍び
昼休みのチャイムが鳴る
大急ぎで弁当をかきこみ
いつのも溜まり場へ
笑顔の彼らがいる
笑顔のきみがいる
近づいて離れる
きみはぼくに甘える
憎まれ口も きみと仲がいいから
ちょっとした抵抗も 嫌だからじゃなくて
昼休みが終わる 教室に戻る
授業が始まる 「つまんねぇの」
学校が終わる 荷物を詰める
友に手を振る 「部活に行くか」
階段を駆け上がり
部室へと走る
入る前に深呼吸
そこにきみがいれば
笑顔の彼らがいる
笑顔のきみがいる
きみはぼくに近づく
諦めたように受け入れる
抱きつかれると 平常心装って背中に冷や汗
他のやつにもそんな風に 愛情を表現するのかい
囁かれる 好きといわれる
それすら茶飯事 「そりゃどうも」
一日が終わる きみが手を振る
頬が緩む 「でも恋ではないな」
決め付ける 信じない
目を背ける 感じない
恋じゃない 愛じゃない
多分
そうしてまた 愛情を逃がす
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