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ヒツジ雲
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作詞 ハルザキ |
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目を上げろ 上を見ろ
きみの目には何が見える
あのときは二人
歩いた道で見つめる空にはヒツジ雲
隣にいるだけでこんなにも暖かい
手をつなげばもっと もっと
ぼくにはわからない ぼくがきみが
もっと強く こわれるほどに
つなぎとめておけばよかった
ぼくらをつないでいた楔は 脆く
叩けば壊れるような 触れれば切れてしまいそうな 細い糸
こわいものみたさに
先にそれに触れてしまったのはどちらだろう
崩れてゆけ
いらない もういらないから
下ばかり見て歩いてた
道は暗く 視界は黒く
延々と続く さっさと終われ
きみの声が聞こえた気がして目を上げる
なぜだろう
色を失った世界に再び色が
光を失った世界に再び光が
きみがいないのにどうしてぼくは笑えてる
きみのいない世界でどうしてぼくは生きている
おもいだした 二人で歩いた道
手をつないで 並んで歩いて空を見上げた
歩いた道で見つめる先にはヒツジ雲
二人一緒に見つめる先にはヒツジ雲
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