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三毛猫
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作詞 ancoro |
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あの日のあいつは
やけにシラけた声で鳴き
なんでも悟ったような顔しやがって
恋バナ なんて しゃれこいて
誰が名付けた? あいたたた
頬杖ついた シャーペンが
自由きままに気まぐれに踊る
テレキャスターを強請るのだ
もうお昼寝の時間だよ
昔は 親友 になりたかった
今は 恋人 になりたい
あの日の三毛猫は
やけにさめた目をしてた
迷信なんて信じねーよと
吐き捨てた いつかのあたしに似てた
豆電球は蛍 ロマンス
耳たぶまで熱くなってやんの
坂道 独りポツンの背中に
飛びついても笑わなかった
めずらしー
あの日の三毛猫は
いつになくダラけた表情
鈍いベースのリフ
引き出しに仕舞い鍵を捨てる
柄にもなく 手を 振る あいつ
つまんねーなぁ としか
つぶやけなくなった
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