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耐えて絶えて
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作詞 ドクチル |
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冬の寒さを侮ると死に直面するかもしれない
雪が積もった白い山を登って改めて思う
俺の人生はここで永遠にストップするんだと
草木が生い茂ってると何の趣もないと思うのに
この状況に直面してみるとそれが羨ましい
せめてもの救いである家族に対する気持ちを
武器にして一歩ずつ前に向かって歩き出す
俺が死んだらダメだ そう言い聞かせてる
小さな洞窟を見つけ中に入り火を焚き生き返る
必ず生きて戻ると心に誓いを立てゆっくり休む
冬の山で遭難した時絶対にやっちゃいけない行為など
今の俺の頭には届かないしもし届いても無理難題
生きていようが死んでしまおうが悲しみの時計は進む
すでに俺の冷たい心は志を無くし諦めモード突入
下山したくてもできないこの心境を理解してくれ
いつもは邪魔なこの髭も今となっちゃ暖かいな
今頃同じ類のサラリーマンは勤務して怒鳴られてる
そんな大きなストレスは今となれば恋しい現実
もしかしたらもう再び叶わない夢となるかもな
朝一人で起きて鏡で身だしなみをチェックしてみて
玄関で妻に「いってらっしゃい」と言われる生活が
胃のリズムを整え体の調子をより良いものにしていた
どんなにひどい自然災害が起ころうともかまわない
俺を助けてくれ 家族の一員で柱の俺を助けてくれ
心に一度灯したはずのメッセージは絶えてしまった
ただ雪だけが積もり積もって俺の体を暖める
絶えて初めて分かる雪の本質は僕に涙を流させる
こんな涙を流すくらいならここに来るんじゃなかった
耐えても耐えても出口が見えてこない魔の巣窟
こんな思いは二度としないで済むしできもしない
天国でも地獄でもどちらでもいいから空の彼方から
3人の安否と良好を確認させてほしいんだ神様
今は泣き崩れて安否や良好なんて言えないけどさ
多分1年もすればそれを確認できる状況になれるよ
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