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ヨーイドン〜あのビルの屋上から一声〜
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作詞 ドクチル |
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あの夕日が沈んだたらヨーイドンしよう
その時の僕らはまるで兄と弟
冗談半分で始めたダッシュがマジモード
空はすっかり紫がかって金を帯びてる
立ち入り禁止の看板がやけに多くて
僕らの好奇心を揺さぶってる
悪いことをしようとはどちらも思ってない
だけど快感を覚えたくて必死の僕ら
ダッシュは一旦やめて勝負は振り出しへ
二人で高い誓いを立て服の土を祓う
あそこのビルの屋上へとヨーイドンしよう
その時の僕らはまるで姉と妹
目キラキラで始めたダッシュはハイスピード
階段の音だけが暗い街に鳴り響いている
悪いことをしようとはどちらも思ってない
だけど快感を覚えたくて必死の僕ら
ダッシュをようやく終えて屋上に肘を添える
二人で高い声をあの山へと響かせよう
それが二人の見た最後の景色となった
こんな残酷な例は今までにあるだろうか
いっそ彼と友達じゃなければ良かった
母にそう漏らすと母は僕を打ち言った
「あの子はあんたの親友じゃないの」
良いことをしようという気持ちはこんまない
だけどさっきの言葉に責任を感じて
ダッシュしてあのビルの屋上から一声
「ごめん 俺お前とずっと友達だよな」
悪いことをしようという気持ちはこんまない
だけどこの気持ちをどうしても形に
ダッシュして準備して作業を開始
それは縫い目の大きい心からのぬいぐるみ
親友..それはあの日ヨーイドンから始まった一人の心友なのかもしれない
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