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黒いベンチ
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作詞 ドクチル |
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火山のような砂場を漂う赤い落ち葉
既に季節は秋を忘れようとしている
別の空間を作り出しムードを出す
子供達も察しボール遊びを止める
ただ一つ演技が悪いとすれば
この黒いベンチかなぁ
空には無気力なカラスが飛んでいる
人間のずる賢い思考が生まれ始める
「ああ、鳥に生まれてたら良かった」
だけど鳥だとこんなドキドキは無い
黒いベンチ以外状況は俺に味方する
今こそ思いを伝えよう
できたらイエスと言ってください
そしてこの僕に一生を捧げてくれ
色んな思いが入り混じり交差する
彼女の反応を信号待ちする僕が一人
彼女の返事は望みどおりイエスだった
これから情熱的な家庭を作りたい
彼女も俺と同じ思いでいっぱいだった
全ての風がやわらかく感じれた
運命とはこういうことを言うのかな
幸せで何気ない見つめあいが続いた
時々何故か冷たい視線が彼女から僕へ
これは何かのメッセージなのかもな
そうやって心に甘さを見い出し生きる
本当は分かってる もう分かってる
「公園へ行こう」彼女からのお誘い
僕はそれをどちらと捕らえたらいいか
できたら良い方で在ってください
そしてこの僕とこれからもずっと・・
儚くもその願いは届かなかった
黒いベンチだけが僕を慰める
言ってしまえば黒いベンチは敵であり味方である
それは僕の心の心情により見え方が違い変化する
自分勝手な自分と優柔不断な自分のせいだ
できたら良い方で在ってください
そしてこの僕とこれからもずっと・・
儚くもその願いは届かなかった
黒いベンチだけが僕を慰める
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