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そんな事も
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作詞 一人 |
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筆を取る
キーボードを打つ のほうが正しいだろう
詩を 書こうとする
書けない
ワンフレーズ浮かんでは 消える
それを幾度となく繰り返す
「ちょっと休憩しよう」
誰もいない部屋でこだまする声
ふと 過去を思い出す
小学生の時 祭りで射的をして 落せないものばかり狙っていた
林檎飴より葡萄飴のほうが美味しいと思った
ソースせんべいが服に付いてべたべたになった
学校ではどうだったかな
よくサッカーしててプールの中にボール入れたっけ
授業中ずっと友達と話しててよく怒られてたな
給食キライで 殆ど残してた事も
中学になってからは?
部活 サッカーだった
引退する時サボらなかったらよかった って後悔した
あんなに仲がよかったアイツとも疎遠になったし
部活帰り 手を振ってくれた あの子も 今では
いけね 詩 書こうとしたんだ
「何書こうとしてたんだっけ?」
思考と忘却を繰り返すフリをして
あの子のこと考えてるのを
誰にもばれないのに
必死にごまかしてた
そんなことも思い出した
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