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アンダースカイ
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作詞 詩月 |
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何もない 青空の下
僕らはずっと
ブレーキも かけないまま
走り続けた・・・・
不安ばかりの たった一日でも
逃げたくなるほどに 怖かったんだ
迷うばかりの たった一瞬でも
選ばなきゃいけなかったんだ
答えばかり欲しがって 勝手だって言われた
標識も無視して 考える事もやめた
どれだけの夢をみて 現実を知っても
僕らは探すのだろう 明日への道を
何もない 青空の下
僕らはずっと
ブレーキも かけないまま
走り続けた
夕暮の交差点で立ち止まった瞬間
何も変わらないことがただ怖くて
僕らはまた走り出した
行き先も分からないまま
何度も何度も 振り返ろうと
思うたびに誰かが 僕の背中を
「アクセル全快 今は、進め!」と
力強く押したんだ
頑張ればいいなんて そんな風に簡単に言わないでよ
どうすればいいのかさえ 分からないのに
言葉だけじゃ足りなくても 何とかなるって
思ってた子供じゃない 大人になったんだ
何もない 雨空の下
僕らはいつも
頬に伝う 痛みにも
ずっと気付かず
朝焼けの高速道路で見上げた空に
「帰りたい」そう小さく呟いていたんだ
帰り道も分からないまま
ここじゃない あの場所へ
たとえ小さな壁でも 躓いて傷つくこともあるさ
どんな小さな壁でも 立ち向かわず逃げ出しちゃうこともあるさ
何もない 青空の下
僕らはずっと
ブレーキも かけないまま
走り続けたんだ
何もない ずっとそう思っていたこの場所では
いつも何かが始まろうとしていたんだ
絶えず変わり続けるこの広い世界を
僕らはずっとずっとずっと走っていたんだ
逃げる場所なんてないんだ
今ここが居場所なんだ 僕らの・・・・
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