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お店。
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作詞 MY |
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道順は覚えていない
気がつくと ここに立っていた
誰一人いない森のなかに
私の目の前にはお店がひとつ
心の奥の奥
一番深くまで
この店の扉を開けたなら…
いらっしゃいませ
幸福のキャンディ
憎しみのダイヤモンド
不思議な 不思議な 雰囲気
店内に流れているのは
軽快な音楽に どこか哀しいギターの音色
お客様、何か御気に召すものはありましたか
やさしい やさしい 声
柔らかな物腰の
素敵な ひと
貴女の欲望をここでなら満たすことができるだろう
蒼く冷たい瞳
見つめられて
導かれるように
いつのまにか
差し出された指は
とても 冷たかった
さぁ おいで
抱きしめられ
あなたは誰?
そこには もう
扉はなく
一度足を踏み入れたならもう二度と抜け出せません
なにも考えられなくなった
貴女の魂
買い取らさせていただきます
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