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風は吹くから
作詞 LEAVEY
さっきの笑顔の訳を知りたくて
目を閉じたまま思い出している

流れた時間は波にさらわれて
夜の明かりが少し溶けた

からっぽになった僕の右隣
絡まる気持ちがうずくまる
はしゃぎすぎたかな 扉は閉まって
各駅は明日へと走るけど

星のない空を見上げても
街灯が影を照らすだけ
風はいつの日でも透明で
静かに君の髪を揺らした

振り絞る声も消えてしまいそう
始まったばかりと思っていたのに

いつしか笑顔も思い出になる
雨上がりの様なぬるい空気

僕らの場所がまた遠ざかって
そのうちカーブで見えなくなる
窓に映る僕は忘れずにいるかな
些細な瞬間のざわめきを

ちぎれ雲浮かぶこの空は
僕らの言葉を響かせる
風はいつの日でも透明で
ただ強く街路樹を揺らした

闇に浮かぶ花火とか
遠くで回る観覧車に重ねた未来は
こんなにも綺麗で だけど儚くて

窓に映る僕は忘れずにいるかな
些細な瞬間のざわめきを

星のない空を見上げても
街灯が影を照らすだけ
さよならにも似た一言は
海の匂いが運んで消えた

一人きりの道を歩いても
こぼれる涙の味を覚えても
戻れない日々を恨んでも

それでもきっと風は吹くから

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 風は吹くから
公開日 2007/08/28
ジャンル ロック
カテゴリ
コメント 一度きりしかない時間なのに、燃やしきれなかったからっぽな気分を感じたある夏の夜を描きました。
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