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闇染-カンセン-
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作詞 魅稀 |
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何時も傍で笑ってくれていた
誰よりも優しく温かく
弱い僕を包んでくれた
もろい心 見せたくなくて
闇の世界で生きてきた
焦燥感を紛らわすように
悪に手を染めた
悲痛に歪む君の顔を見ても
何も感じなくなっていた
闇に染まり 感覚は鈍り
善悪の判断も出来なくなっていた
人を傷つけ傷つけられる その悪循環
何故存在するのかも分からずに
君の笑顔 見られたら
それだけで幸せだった
あの頃の僕は何処へ
消えていったのか?
優しい君に甘えすぎていた
それで許されると思っていた
隣の空虚感に気付いて
伸ばした手は何を掴む事もなく
いるはずの君はもういない 甦るあの時の表情
もう時間は過ぎ去って
君が去って気付いた
失くす痛み
傷つく辛さ
暗黒の膜は剥がれ落ちて
絶望と後悔の渦に呑み込まれる
闇に染まり 感覚は鈍り
善悪の判断も出来なくなっていた
人を傷つけ傷つけられる その悪循環
何故存在するのかも分からずに
何時も傍で笑ってくれていた
誰よりも優しく温かく
弱い僕を包んでくれた
伝える事の出来なかった言葉を宙の星へ
「ゴメン、アリガトウ。大好キデシタ。」
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