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緑色の消滅
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作詞 ジャスミン茶 |
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深い幻の中で
おぼつかない足取りの君は
波に触れたときのような
光に当てられたときのような
そんな眼で光を追う君だよ
帰らない嘘をついてさ
それでも僕は僕と言ってさ
心が折れるときのような
心を折ったときのような
そんな雑音で満ちたのが僕だよ
開いたり閉じたり深海のドアが
揺らいだ僕らの言葉を奪っていく
開いたり閉じたり君の心が
揺らいだ僕の瞳を追っていく
悲しみと喜びは
同じように芽吹くから
悲しみも喜びも
枯らしちゃ駄目なんだよ
濁った緑色が僕らを
取り囲んでゼロにしても
踏み出すのは2人
無様に夜を抜けよう
探していたのは夕陽
探していたのはウサギ
探していたのは回転木馬
探していたのは君
探しているのは僕
濁った緑色が
世界に飽和してしまっても
僕らの蒼さは
消えずに鈍く光る
淡い赤の光を
追い続けていれば
僕らの視界から
緑色は消えるよ
蒼を祈るのは誰?
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