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カーテンの裏には
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作詞 茶柱 |
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いつも通りの朝
でもあの時何かが違った
僕はカーテンを開けられなかった
何故だかわからないけど…
母が倒れた
そんな連絡を聞いたのは
学校にいる時だった
病院に行くと苦しそうな母がいた
母は言った
「ちゃんと朝起きるんだょ」
「家事も手伝うんだょ」
「お母さんもう少しで逝ってしまうから…」
変なこと言うなよ
また弁当作ってくれよ
「ほら家に戻りな。。」
母の言うとおり家に戻った
朝空けられなかったカーテン
やっぱり開けられない
開けたらなにか起こりそうで
こわかった
でも開けたんだ…
その瞬間携帯に悪魔の知らせが来た
「母さんが・・母さんが・・・」
僕の母さんはもういない
あのカーテンは何だったのだろう
カーテンの裏には母を迎える悪魔が
いたにちがいない
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