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明日にはさよなら
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作詞 沙羅っこ |
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地球儀を独り廻し続けた
爛れた真白なガラクタの
黒い柵がない牢屋の中で
ちゃんと良い子にしてたよ
毒に濡れた血で君の場所探しながら
ただ不安の椅子に座っていた
また明日また明日 叩き続けた葛藤
愛されたときを
蜻蛉の如く夢をみて
結んで交わす造花を叱って
必要ならば見えるはずの君は
喉を通り抜け何所へ逝ったの
最果ての部屋を写真に収め
あの夏が消えて逝ってしまう
たったの五秒眼を閉じて確かめたなら
君の歌はより霞んでいく
さようならさようなら 煙りゆく大きな背中
凍った花と
一羽泣いた鳥を見つけて
結んで交わす造花を叱って
終わりゆく匂いならば 亡骸が必要だ
水の狐が便りを寄越す前に
抱き止める僕の身体が
どうか変わってしまう
過去に戻れたら好いのに
また明日また明日 叩き続けた葛藤
愛されたときを
蜻蛉の如く夢をみて
さようならさようなら 煙りゆく大きな背中
結んで交わす造花を叱って
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