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犠
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作詞 沙羅っこ |
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明日を守るあなたを
生かそうと約束した未来
焦り続けている僕と
寄り添った姿が犯される
僕が 汚した紅い雨が
落ちないって その繰り返し
背中さえ
翼が生えていたら
逃げずに立ち向かえていたよ
あなたが
僕に償うなんて
溺れる必要もなかった
僕を庇った人形が
一人消えても世界は変らず
道端の罠を手繰り寄せ
幸せかと賢人が聞く
泉水は華を助けられず
いないあなた 誓いを破った
背中さえ
翼が生えていたら
逃げずに立ち向かえていたよ
あなたが
僕に償うなんて
溺れる必要もなかった
森に木霊する孤独の
手前にあった虹が眩しい
視線で
墓に名前を彫れば
ひたすら 指でなぞったら
二人で
迷信を信じて
これが食い荒らされた末路?
背中さえ
翼が生えていたら
逃げずに立ち向かえていたよ
あなたが
僕に償うなんて
溺れる必要もなかった
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