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愚の神
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作詞 チキン・ボーイ |
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昔むかしこの地には十二の神々がいた
一人は空の神 万物を全て受け入れるほど大きな力を持つ
一人は地の神 どんな災厄が起ころうとも護る力を持つ
一人は海の神 万物を全て飲み込んでしまうほど強大な力を持つ
一人は蟲の神 万物の成り立ちの中心に立ち全知の力を持つ
一人は火の神 あらゆる怪我を治す治癒の力と永遠の命を与える力を持つ
一人は森の神 全ての生き物の住処を作る創造の力を持つ
一人は雷の神 罪人に天罰を下す力を持つ
一人は風の神 空気中の大気全てを操り調律する力を持つ
一人は太陽の神 全てを照らし出し希望と喜びを与える力を持つ
一人は月の神 誕生と消滅の力を持つ
一人は神々の上に立つ最高神
そして一人は愚の神
愚の神は暇つぶしに自分と同じ型の人形を作りました。
ほどなく愚かな神から生まれた愚かな人形達は争いを始めました。
見かねた他の神々は天罰を下すことに決めました。
しかし愚かな人形達は気付かずお互いで争いました。
自らの住処を自らの手で汚し嘆くどころか気付きもしない。
そして繰り返す。
あと何百年こんなことをやり続けるつもりですか。
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