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螢火が闇を照らす間に
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作詞 ogre |
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いつからか、蟲が増え続けるんだ
人はいなくなった
もう誰にも会わなくなった
とても暗い闇夜の中、目に灯かりが映った
知らなかったんだ、この滅び行く世界に幻想的な場所が在ったなんて...
触るるばかりの満月
降るるばかりの星空
溢るるばかりの川の水
闇夜を照らすんだ
螢火が...
消えないで螢の火よ
ふらりふらりと浮く灯かり
着いたり消えたりする灯かり
眺めていたいんだ
このまま...
滅びるだけかと思った
でも違った
蟲は生み出した
一度消えた幻想を...
綺麗だと本当に思った
だから、決めたんだ
自分の最期は螢火が闇を照らす間に...
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