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そして僕らは夢をみる
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作詞 ラムタ |
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目覚めていても夢は続く 発した声は死んでゆく
時計を見ても針は無く まだ眠りたいと唯嘆く
指先から灯りが燈り 蛹は透ける羽を伸ばす
何故自ら緋の粉は危険なほうへと飛びだしてゆくの?
深く深く深く おちて もっと
クジラもいない暗闇の海で
言葉と記憶の森を駆け抜ける少年
いったい何を探してるというんだ
本当は誰よりも空を仰いでいるくせに
独りきりの世界の手は 白い王冠を砕けない
全て天秤に賭けては 全て地球の所為にする日々
いつになれば正しく回す いつだったらその手を離す
何もかも瞼開けて見れば目の前にあるんじゃないの?
誰が僕を呼ぶの そんな声で
絶対の存在しない場所から
所詮は自分を認めるものは自分だけ
真実の樹は此処にしか無かった
本当は誰よりも退屈がっているくせに
躯が逸っているのが 大きな音で傷を癒すのが
判らないはず無い さあ もう時間だ 僕らは起きなくちゃ
深い深い深い 空の奥で
無限の糸に絡めとられる前に
荊の棘なんて気にかけてる暇は無い
落ちるならもっと速く翔ればいい
本当は傷つくよりもずっと願う方のが大きかったよ
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