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夏・雨
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作詞 ぁんず |
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夏の匂い。そっと、全てを思い出させるように。今年も近づく。
空から冷たい雫が落ちてくると、あの頃がよみがえる。思い出したくなんてなかった。
君は去っていた。 残していったものは思い出だけ。
今年も君が戻ってくる事はなくて、そっと空から降る雨を一人外でながめている。
ねえ今あなたは幸せですか?あなたの隣には笑っている人がいますか?
もおわかりたくてもわかれない思いが空から降ってくる。
雨の匂い。全てをなだめてくれるかのように。 降り続く。
夏のあの青い空を見ると、すべてがまた元に戻りそうで。できれば時間を戻したい。
君は帰ってこない。 残していったものは心の傷だけ。
今年も君が戻ってくる事はなくて、時間は止められないし、早めることもできない。
ねえ今あなたは後悔していませんか?あなたの隣で泣いている人はいませんか?
今はどこにいるかわからない悲しみの涙が空から降ってくる。
また全てを思い出す。夏雨降る悲しい空の下。
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