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夢翔少女ノ歌
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作詞 零翔 |
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ヒーローは遅れて来るのかしら?
夜空を飛んでくるのかしら?
全部あなたは知っている
けれど此処には壁がある
ヒロインは早目に来るのかしら?
月から降りてくるのかしら?
あなたがそれを創るから
だから此処には壁がある
夢から落ちてきた流れ星は
この心の中にある
一秒だけ待ってて
この瞳(め)にあの人が映るまで
ハープの音色
揺れる木の葉
小鳥の歌声
全てが幻想だったのかしら?
目蓋の裏側は黒一色
ここで待っててと言うの?
花から零れ出た白い蜜は
まだこの手の中にある
からだを逆さにして
落ちればあの人が見えるから
紅茶の香り
時計の音
きらめく噴水
全てはこの場にあったみたいね
目蓋を開けたなら色取り取り
ここで待つのならいいわ
ペンダントに映る
あなたの笑顔
吸い込まれていくわ
何もかも
ねぇ ヒーローは遅れて来るのかしら?
私を連れてゆくのかしら?
遠い場所までいつまでも
夢であなたと逢うために
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