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名も知らぬ君
作詞 いしきふめい
温かな陽を求めて 到着した場所
わずか5分の陽だまりに 僕は体を休めた
人々の労い 心がいつも震えて
楽しい一時を過ごした

そこで出会った君は 夏にお似合いの気風で
僕と同じ 自転車旅行者
ちょっとオトコ勝りだけど
妙に気が合ったんだ

小柄な体でサイダーを一気飲み
僕は言葉無く驚いた
君は次の峠まで僕と並走
登り坂なのに 何故そんな軽やかなの?

ハイハイ卒業間近の 赤ん坊を応援する様な
峠の天辺にいる君は 
何故か実の姉みたいな
不思議な感覚がした

自転車を走らせる速度は歴然だ
君は「お先に」を最後に下り坂で見失った
身を切る寒さに 歯を食い縛り
前傾姿勢で走った
台風の日も 雷の夜も

君を捜して走る道は もう無いけど
それでいい
そして 自転車を好きなら 
またいつの日か この峠茶屋で会いたい

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 名も知らぬ君
公開日 2007/06/21
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント 高2の夏休みに自転車で野宿しながら旅をした。そのときの思い出を詩にしてみました。
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