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無題
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作詞 いしきふめい |
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僕の魂は錆付いたままで その色も変えず
胸の塊は焼付いたままで その位置も変えず
ただ時を待つ
君の悲しみは僕と共鳴し 止むことを知らず
見透いた嘘は届くその前に その熱を冷ます
ただ時は経つが
消し忘れたのは 暴かれた言葉だ
耳は疑って 色を変える
赤く染めたのは 浅はかな心だ
君はうなだれて 耳を塞ぐ
僕の眼の中に映った映像は 君には映らず
泣きたくなる様な 自分の我儘を知る
あとどれくらい
薄まってゆけば 飲込める言葉だ?
軽薄な僕が 君を変えた
赤く染まるのは 罪深きこの手だ
僕はうなされて 喉を潰す
存在価値を問う
今君を抱けるかどうかすら
もう 理解らないが
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