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願い
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作詞 霙 |
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四角い空をここから見上げる
土の匂いの風 花びらが綻びて
小さなこの街にも 春は来る
冷たい季節に持て余した不安を
私はまだ持ち越してる
このまま時が流れて
大事なものが指の隙間から
零れ落ちるのを恐れてる
やさしく抱きしめてくれるあなたは
いつまでここにいてくれるのだろう
長い髪を指に絡めるあなたは
いつまで私を・・・
見上げる空は紫に染まってく
雨の匂いの風 花びらは散って
変らないものなど 何処にもない
哀しみと不安を掻き混ぜた
水溜りの中を 走ってく
創り上げた私の世界は
いつしか壊れ始めてる
信じられるものはどこに
変らないものはどこにあるのだろう
腫れ上がった傷口を塞ぐ
薬を求めている
唯一確かめ合えるあなたの存在
どうか揺らがないで
あなたを愛してる
たとえ血に塗れても
あなたの世界を守りたい
もし私が生きることを止めても
ずっとあなたは そのままでいて
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