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忙しなく巡る毎日と飲み込まれるあなたと裏路地の私
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作詞 霙 |
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裏路地でうずくまってあなたを待ってた
夕暮れ時 魚の焼ける匂い
穏やかな喧騒の中からでも
あなたの足音を聞き分けられる
金曜日のあなたは嬉しそうで
私の頭をもみくしゃにした
私は少しだけ唸って
でもすぐその懐に潜り込む
毎日が忙しなくて退屈で
流されてしまいそうでも
不条理に狼狽しても
擦り寄ればやり過ごせそうじゃない?
裏路地で隠れてあなたを待ってた
夕暮れ時 自転車の走る音
たとえ雨音が耳を塞いでも
あなたの影でちゃんと分かる
月曜日のあなたはご機嫌斜め
不機嫌に寄せた眉や
シャツに零したコーヒーの染みを
その無骨な指先から読み取るよ
誰もが口を酸っぱくして
あなたに忠告しても
本音で喋れなくても
変わらないでいてよ あなたのリズムが好き
毎日が忙しなくて退屈で
流されてしまいそうでも
不条理に狼狽しても
擦り寄ればやり過ごせそうじゃない?
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