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格子の中の魔物
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作詞 ma-bow |
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秋の木漏れ日、籠の中
立派な翼を持っている鳥
木枯らしに乗り、いわし雲の中
飛んでいきたいと
冷たい格子の中が全世界
翼の意味を知らない鳥たち
世を駆ける木枯らしでもいいと
生まれ変わりたいと
「願ったって叶わない」って決め込んで
君ならそのケージを開けて外へ出れるはず
僕らは目の前の格子で
自ら世界を仕切っていて
小さく成り下がった世界
空には夕日だけがあって
世間には暗いニュースが
それが当たり前で、僕らも
それを受けとめて羽ばたこう
未知数な風になろう
「そんなの無理に決まってる」って言って
君は立派な翼を持っているはず
鳥も風も目の前の格子を
自らの力で乗り越えていて
大きく広がった世界
僕らはそこにいなきゃならない
小さな悩み事もなにもかも
広大な空に向かってはき出せばいい
それで強くなれるなら
粒々辛苦も偉大な手段
そこにたどり着けるはずだから
僕らは目の前の格子で
自ら世界を仕切っていて
それを取り除くのは
自分自身、自分の翼なんだよ
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