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もう一度キスをする
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| 作詞 あくあ |
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小さく帯びた哀しみを連れて
すべりだいの上 キスをした
砂場に置かれたスコップ バケツに書かれた名前
｢さとし｣ 苗字は書いていない 影が落ちている
離れた手が また繋がって
君と同じ体温になった
少し滲んで 消えそうに叫んで
もう一度キスをする
寂しく揺れた愛しさを置いて
見詰め合う暇は あげない
唇が語っているさよなら 言葉に出すべきじゃない
いけないこととは知っているけれど 解ってはいない
くぐもった声が また繋がって
君と同じ声色になる
少し震える 空のグラデーション
もう一度キスをする
すべりだい ロマンス
洒落たレストランの方が良かった？
スコップが見てる 砂で作られた脆い城
バケツは転がってる 持ち主 誰だっけ
哀しすぎる夢が また重なって
君と同じ悲しさになる
少し滲んだ 青い涙の跡を
忘れる為にキスをする
離れた手が また繋がって
君と同じ世界を造る
少し震えた 怖かったからだけど
さよならは言えない
離れた手は 二度と繋がらず
君と同じ体温は冷えてゆく
少し滲んだ 消えぬ哀しみで
もう一度キスをする
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