|
|
|
さざなみ
|
作詞 あくあ |
|
ゆれて 怖いなら引き留める
ささやきよりも強く 流れて
しずく 落ちる前に拾うから
桃のようなあまい蜜 欲しい
さざなみの向こうに見るまぼろしを
手を繋ぐよりはやく 連れ出して
怖いものなら いまは何も無いと
ほほえむ横顔さえも忘れてしまう
こわさ 何よりも知っている
つぶやきならば長く 保って
おぼろ 静かに雪崩れる嘘の
浅ましさはまごころ 欲しい
さざなみが遥かに見えるときまで
静かなうただけを うたっていて
願うことなら いまはひとつだけ
今日が在ること忘れないようにと
さざなみに透かしても見えぬなら
諦めるしかないと 雪崩れゆこう
紡ぎゆくもの それはわたしです
あなたの横顔さえも忘れてしまう
さざなみならもう見えないけれど
聞こえているから 連れ出して
狂いゆくもの それもわたしです
あなたの姿は忘れないようにと
|
|
|