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ルピナスとかげろう
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| 作詞 ちっぽけなスター |
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半夏雨の遊歩道
浴衣日和の夕暮れ
小道の脇の花の匂い
綿あめのように甘い
砂利の束を踏み締めて
後ろからついて歩く
ちっちゃな男の子 手を振っている
明日はもう七夕
店をたたむ瞬間の
たった一瞬の雨に
身を縮めて相合傘した
織姫と彦星
夏のはじまり 陽炎がこの身を包む
今日より少しだけ明日が安らげるように
半夏雨の足音が
ソーダ水を躍らせる
畦道の途中の分かれ道
二人乗りした青春
夢が醒める瞬間の
たった一瞬の恋に
言葉もなく背を向け合っている
織姫と彦星
夏の重なり 蜻蛉が真夏を包む
今日より少しだけ明日が楽しめるように
夏のはじまり ルピナスの香りが包む
今日より少しだけ明日が幸せなように
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