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「泥塗.」
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作詞 alias. |
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諦めようとした心を
慰めようとして
想いを綴り出して
独りで静かに吐いたとして
読み返してしまえば
僕にとってそれは毒だ
傷痕を見て
余計にズキズキと痛む
君が僕だったら
どうやって治すかな
想像しきれないや
独りぼっちで生きる君も
どっかの人と笑い合う君も
僕には見てられないかな
枯れた声でもう一度
叫ぼうとして
声が出なくて
聞こえぬ程静かに呟いて
染み渡る音を聞いても
自分でも知りたくなくて
思い通りにならなくて
無自覚にムシャクシャして
「また泥塗った」と
後悔するかな
こんなに見切れないや
もっと熟した後の僕が
どっかで思い出しても
溜息ついたりしないかな
どこかで幸せに笑う君に
「それでいい」なんて
思えるはずがなくて
「このままじゃいけないのに」
と自覚してしまう様な
真っ暗い心が並んでいて
自分勝手に思い通りを描いたり
自分勝手に不安を嘆いていたり
自分が怖くなるけれど
結局はドラマなんてない
答えもない
作るしかない
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