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煢煢
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作詞 鰰 旗々 |
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僾とか今無いとか 煢煢に斃れてはカタコンベ
崩れた綻んでった 麻痺して軋めいた画は杜撰
瀲灩と恣意的だった 衍文に恬澹と耳打つ梗概
濡れ濡つアズーロに㶜い情を詰めて膨れ上がる
斯様は鰾膠も無いと 自己憐憫する塑像の様な悪夢
忘恩の徒の靨は如何しようも無い程に苛立ち易い
蜘蛛の巣は恢恢と 謐かに成って視線を絡ませてる
珩も瓔珞もくすむ 憮然な紊乱燻る毒を交えて
尸は壁凭れ相を変えて孰れ漂白に撿挍
僾とか今無いとか 煢煢に斃れてはカタコンベ
崩れた綻んでった 船渠に騙らって深く搵む
蜿蜒と蔓延っている 寵辱は稠密と鹵掠している
僭越を翻しても 虴蜢は磔に成れば㸚と固めれど
丸で飛んだ獼と化していりゃ命の鯨鯢の腮に懸く
臺から蔕迄腐り果ててその心は愂れてよう
十把一絡げに灟灟に拐われて小麥畠の中
擦っても癓にも成らない雝雝と弛んで融ける
僾とか今無いとか 煢煢に斃れてはカタコンベ
崩れた綻んでった 電纜と絡まって天覧か
奢侈品と比倫かすらも訝しげな様で為成したり
僾とか今無いとか 煢煢に斃れてはカタコンベ
崩れた綻んでった 麻痺して軋めいた画は杜撰
瀲灩と恣意的だった 衍文に恬澹と耳打つ梗概
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