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鴃舌
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作詞 鰰 旗々 |
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浮かせて無垢の肌 燻った埖溜まり
靉靆は心から 克明な空似に
鏖殺されても結局悉皆倦ねてないから
烏滸がましく颶風に荒らげた穹
齟齬しても纐纈で縊った所以に在る
呵呵にも為れない蜀犬吠日 病葉みたいな耄耋を
瘋癲する毎 口緘して窶れた声ミュートして
鸚鵡返し洒落じゃないよな
辺鄙な口腔を噤んで
素寒貧な眼を瞑って
俄かに訥辯に為りかけの
状況を白皚皚
軈て軽く 肚は摺り落ち
霽れて泡 鐫ては駄法螺
鴃舌の儘云われ黴が生え絶って征く
愚かに為れない勧善懲悪 早蕨みたいな脆弱を
惨憺たる蜚語 齷齪して目眩いて灰燼帰す
仄かに頭痛い哉
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