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溷濁
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作詞 鰰 旗々 |
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逼む冀望は毒と化して
憬集した繦が今は空
腐った科白を用いて
至らぬ浮塵子に北叟の解
噛む鐵 溷濁して
檾の肚が尽瘁して仕舞うな
囧らかに成った轗軻は
徐らに逡巡する
狼狽 牢籠と陋巷に朦朧
狼藉に弼けたら墨を掻く
索寞な感情 只
床から天井迄
膨張している烝が罅ぜてった
豺狼が吝嗇で馬鹿にすんね
漸く狭隘が屠るのに
忸怩たる紅潮を知り
遁げて四方が闇に成る
肺癆でゼェゼェと胸が痛い
竦んでは巣食われる
韜晦したいな幽暗に飛んで
熄える事に固執している
蹶失は全ろ戛然起てる物
豁しさは空いても空いても涸れない
譃から願望迄
萎縮していた模糊ごと掃けてった
鸊鷉みたいに沉めたら
濯い流して傾虧するのに
慚愧且つろりめいていた
堪えて鼓動は死んでった
漸増で白濁息を吐く
兇懼すりゃ巣食われる
忽ち淑慝全部 狡猾を負んぶ
蹌踉蹌踉ずっと目眩いて
永遠に一辺倒の波濤に
漣漪出来たら美談なんで
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