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嚥下
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作詞 鰰 旗々 |
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齭の砂洲を飲み干した
唸る猋も雲霓の瀛表
焦げ付くよ魚が嵩んで
瓔珞で足してた吹嘘を
罅入って褪めた齛
阿耨多羅に心臓を洗浄
羴い禍殃が犇めく
膠質で固めたみたいに
羈絏で絆されては
双眸が転がって憔悴する
溽暑の余り嚥下している
宵から翹てて翫味してさ
微細迄 昶びる彝訓を壊した
吠えては雁字搦めの倆
腐敗迄 浮游した蠡は崩れた
霪雨で濡れそぼった觘
幵らに成っている
こうも犹宛てがった
譏る颪に臠刀を下ろす
盱に臥して嬾い瑕疵
宿痾だな迚もじゃないが
矗矗とした騞の音は
麌の煽ての効かない声
カスタノプシスは愍然してた
藍靛衒ってて抛棄してさ
盈虚迄 同じ胡乱を孳んでる
軈て醺然の中で沈んで
襤褸迄 粟立った蠡は堪えた
縹渺へと解纜した
卆するなら鐫るなよ
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