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糜爛
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作詞 鰰 旗々 |
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尊く奴等に全部上げられて
此処は餐霞に為った
早めに耄碌と化して征くから
朧気な氧を吸うしかなくて
驟雨が降っては淘汰する肌
何時か発火し始めて
肋に痛んで心臓を貫いた
念いは疾うに犀利な小刀
診ても異常は無い
懶惰な身体は陋巷の中
渺茫に引き裂かれて
索寞の海に棄てられた!
弄璋の喜びは既に無くて
奇異な嫉妬に拯われている
糜爛で剥がれた皮の中身は
屹度伽藍堂
臨界点を只網羅して
腐る前に灰燼に帰している
暴戻を已然と言う物ならば
悠揚迫んないな
さも白紙撤回 縊ってるのに
居丈高に否定して
叢った禍殃で斃されて征く
臘梅は愈々訥辯と化す
蘇芳の血を嘔吐き眩んだ髗
賾ろだとは云えないが
生涯に置ける鴆毒に溺水
誰何するも解らぬ嘘
弄瓦の喜びは既に無くて
奇異な憧憬に隔靴掻痒と
卑賤を剥がした首の痣には
屹度死生観
均衡点は只揺蕩って
饐える前に迷走し浮いている
臍帯は依然として愛ならば
算段が付いていた?
醂せたのか陰が綺麗に映っていた
開瞼閉瞼に翳りが出来るのは
「お前の所為だ」
奇異な嫉妬に拯われている
糜爛で剥がれた皮の中身は
屹度伽藍堂
臨界点を只網羅して
腐る前に灰燼に帰している
暴戻を已然と言う物ならば
悠揚迫んないな
何度もな
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