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esistenza
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作詞 奏惺 |
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音にならない言葉と伝わらない音が
僕と一緒に後ろでに隠れた
濁った泥水を飲む
嗚咽を吐きながら僕の口角は上がる
星が視えない暗闇で瞬きをする
浮遊感に身を任せ
深譚へと沈み込んだ
このまま全て沈めたら
無かったことになるのかな
輝きを放って星屑に
僕を照らしてはくれる
なんて、都合の良い夢を見た
音無しに消えた言の葉
飲み干してしまった欠片が散らつく
辺りを見回しては彷徨う
また泣き笑いを零す
水を含むことのない氷空の箱は
今日も僕を満たすことはない
常闇の国に落ちた
泡になって消える
抱えた言の葉は
しずくになって頬を伝う
僕がここに在ることを教えて
目を開ければそこに
君が在れる場所が
辿ればそこに
君が“いきる”道標
音にならない言葉と伝わらない音が
僕と一緒に贈られた
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