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消えゆく明日
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作詞 とまと=赤 |
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私の人生は華やかであってほしかった。
空想の世界に入っては自分に酔いしれ
現実に戻っては終わりのない雨に打たれている
私の生きる世界はここじゃないのかな?
また一人また一人と人が離れていく
どうしたら生きやすくなるのか
考えては、出口のない迷路に迷う
一緒に迷ってくれる人がいればよかったのに
このまま消えてしまえばいい私なんて
考えて眠れない夜を明かし
無駄だと気づき朝日から逃げるように布団に入る
この生活にはもう嫌気すらささなくなった
なんてね、「私の人生ここからだ」と思いたかった
誰か私をこの迷路から連れ出して
「生きている意味なくない?」
よく研がれた鋭いナイフ心に刺さる
気づきもしないあなたたち
間違えなくその手は赤く染まっている
所詮自分のことしか考えられていない大人
優しい仮面の裏には何があるの?
あなたたちこそ何を必死に生きようとしているの?
生きづらい空気を吸う
吐くところはどこにあるの?
したくもないことをしなきゃ生きられない
「そんなことない」と誰かが言うけど
それは限られた人たちが言えること
「考えるからよくない」よく言えるね
考えなきゃ生きていけないのに
考えすぎ?そうかもね
でもこれが私なの。面倒くさいでしょ
わかってよって言いたいけど分かり合えないよね
生きる世界が違うもの
いつかはそちらの世界に行けたらいいな
そんなことを思いながら今日も私は
朝日から逃げる。いつかは顔を合わせたいね
さようなら明日
私はもう無理みたい
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