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消さないで、想いごと
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| 作詞 初音 緋輿離 |
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春です マフラーもセーターもコートもとりあえずタンスに返しました
とりあえず僕は今教室の掃除を任されてます
先生から濡れた雑巾渡されて 机の上を拭いています
落書きを消すなんてめんどうくさくて
鉛筆で書けば消せるのにシャーペンで書けば消せるのに
とりあえず汚れだけでも取ろうと 机の上を拭いています
「ずっと友達」だなんて
「相合い傘」だなんて
油性マジックで書かれたら
気がつきゃ僕は泣いてたの
それがあまりにも それがあまりにも
純粋過ぎたから
油性マジックなんて今じゃ薬品でいくらでも消せるのに
「我等友情永久不滅」だなんて
「ココに生きてた証し」だなんて
油性マジックで書かれたら
「アナタが好きです」だなんて
「成人式でまた会おう」だなんて
油性マジックで書かれたら
ごめん先生 消せないよ
お願い先生 消さないで
こんな純粋な想い 脆くて儚くて切なくてそして大切にしたい
気がつきゃ僕は泣いてたの
それらがあまりにも それらがあまりにも
純粋過ぎるから
春です クリーニングした制服と学生カバンをとりあえずタンスから借りました
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