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潮風列車(Another)
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作詞 ユクワート |
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ぬるい風に揺れる木々の音
雨の降る気配がする
この夏を通り越したら もう会えない
そんな気がする
ただ ブルーの空を見上げたかっただけ
時間が迫って待ってる
発車のベルを鳴らした 潮風列車
あの時の写真は手帳の裏
見慣れている景色 潮風列車
乾きを知らないこの海で
ひとり声を涸らした
「もう一度だけ会うことすら 叶わない」
ただ 燃えるような夕陽が目に沁みた
そして 列車を降りたんだ
発車のベルを鳴らした 潮風列車
宝石箱みたいだと微笑んでいた
あの日々が懐かしい
遠ざかっていく 潮風列車
もう思い出話は済んだから
止め処なく流れるこの気持ちを
誰か 誰か止めてよ
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