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手
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| 作詞 笠間 温巳 |
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いつもと同じ 小学校の帰り道
少し前行く 君に声を掛けた
君は振り向き 隣に来てくれた
それだけで もう胸が苦しいよ
何気ない会話 点滅の信号機
一人なら 走って渡ってたかな
でも君と少しでも
ほんの僅かでも長くいれるなら
我慢できる
きっとこれは恋だけど
まだ幼すぎる僕は
よく分かっていないふり
でも君には気付いて欲しい
儚いけど 僕の恋心に
手を繋ぐ ことは出来ない
けど君の傍に 少しでも居たいから
ありふれた 言葉だけれど
君に伝えたい
「君のことが好きなんだ」
きっと君は 何も知らないだろう
こんなにも 鼓動が早い僕に
微妙に空くほんの数cm
でもその距離が
僕には遠くて
臆病者で強がりな
僕はからかいながら
横顔気にして
笑ってくれるそれだけで
単純だけど 嬉しいんだよ
手を繋ぐ ことが出来たら
今よりももっと 傍にいられるかな
伝えたい でも届かない
あと少し
僕に勇気があったら
手を伸ばし 君に触れたら
いったいどんな 表情するのかな
今よりも もっと近くで
話したいから
君が好きだから
手を繋ぐ ことが出来たら
今よりももっと 傍にいれるなら
ありふれた 言葉だけれど
伝えたいから
笑わずに聞いて欲しい
「君のことが好きなんだ」
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