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陽炎
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作詞 KENSHIRO |
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ほどけた帯直しながら 眺めるのはいつもの仕草
静寂を駆ける鈴の音 貴方がくれた髪飾り
近づけそうで近づけない その愛しい口が語る
何気ない日常という 幻の世界
着飾ることでしか 蝶にもなれない ただの陽炎だから
乱れた髪直しながら 月は吐息で雲隠れ
住めば都と抱きしめるなら どこ吹く風を見せないで
掴めそうで掴めない その愛しい口が語る
何気ない幸せという 絵空事の世界
偽ることでしか 蝶にもなれない ただの陽炎だから
身を委ねなければ 熱を感じられない ただの陽炎だから
悲しい唄にしたくない 鮮やかな紅をつけて その心少し盗めたなら 戯れと書いて微笑みを
想い出にはできない 迷い揺れる灯火 その心少し触れたなら 誠と書いて切なさを
籠の中で待ち侘びて その愛しい口を奪う
華麗なひと時という 万華鏡の世界
悲しい唄にしたくない 時の頬を桃色に その心少し汚せたなら 戯れと書いて杯を
想い出にはできない 消え入りそうな灯火 その心少し温めたなら 誠と書いて愛しさを
貴方色の恋模様 一瞬を艶やかに その心少し盗めたなら 戯れと書いて微笑みを
涙色の恋模様 乾いてしまう前に その心少し触れたなら 誠と書いて切なさを
揺るぎない孤独 壊したのは 雅な貴方
ささやかな喜び 咲かせたのは 永遠の貴方
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