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陽炎
作詞 KENSHIRO
ほどけた帯直しながら 眺めるのはいつもの仕草
静寂を駆ける鈴の音 貴方がくれた髪飾り

近づけそうで近づけない その愛しい口が語る
何気ない日常という 幻の世界

着飾ることでしか 蝶にもなれない ただの陽炎だから

乱れた髪直しながら 月は吐息で雲隠れ
住めば都と抱きしめるなら どこ吹く風を見せないで

掴めそうで掴めない その愛しい口が語る
何気ない幸せという 絵空事の世界

偽ることでしか 蝶にもなれない ただの陽炎だから
身を委ねなければ 熱を感じられない ただの陽炎だから

悲しい唄にしたくない 鮮やかな紅をつけて その心少し盗めたなら 戯れと書いて微笑みを
想い出にはできない 迷い揺れる灯火 その心少し触れたなら 誠と書いて切なさを

籠の中で待ち侘びて その愛しい口を奪う
華麗なひと時という 万華鏡の世界

悲しい唄にしたくない 時の頬を桃色に その心少し汚せたなら 戯れと書いて杯を
想い出にはできない 消え入りそうな灯火 その心少し温めたなら 誠と書いて愛しさを

貴方色の恋模様 一瞬を艶やかに その心少し盗めたなら 戯れと書いて微笑みを
涙色の恋模様 乾いてしまう前に その心少し触れたなら 誠と書いて切なさを

揺るぎない孤独 壊したのは 雅な貴方
ささやかな喜び 咲かせたのは 永遠の貴方

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 陽炎
公開日 2023/05/22
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント アルバム「Invitation」No.4
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