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SCENE 17
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作詞 大和撫彦 |
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気付かないうちに降り出した雨は
海の匂いを残してすぐに消えた
寂しい匂いが辺りを見回せる
誰かいて ひとりじゃイヤだよ
どうして君の手を離してしまったのだろう
街はただ延々と煙を吐き出して
昨日の影を曇らせてゆく
まばらに滑ってゆく車の音が
ひとりを忘れさせてくれた
一瞬の静けさに
気を失うように
すべてを忘れてしまいたかった
どうして君の手を離してしまったのだろう
さよなら 傷に触れ合うことしか出来なかった日々よ
いつの間に雨は降り始めたのだろう
君の笑顔を照らしたらすぐに消えた
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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