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ユアレジスト
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作詞 霧闇 |
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例えば君の小さな頃からの夢が
死ぬことだったというのなら、僕は何も言わないさ
もしくは君の今一番の憧れが
天国地獄への引越しなら、僕は何も言わないさ
背中を押してあげたっていい。
よく効く毒も教えてあげよう
一番太い血管の位置も
それがどのくらい深い場所にあるのかも。
でも、でもね?
死ぬことで世界から逃げたいのなら
死ぬことでしか救われないというなら
クソの世界に、社会に、他人に闇に
死にざるをえなくされているなら
この手をつかんで、思い出して
その目を開いて、思い出して
初めて見た空の色、初めて描いたへたくそな絵、初めて歌ったあの歌、初めて走ったあの道、初めて遊んだあの公園、初めて泳いだあの海を、初めて登ったあの山を、初めて好きになったあの子のことを、初めてフられたあの子のことを
初めて泣いた、あの日を
初めて笑った、あの時を
後戻りはできないなんてことはない
体は小さくなれないさ ものの見方も変わったさ
けれど 君の歴史は 君を裏切らない
けれど 君の記憶は 君を信じている
君の命だけはいつだって君を信じている
世界は君を裏切ったかもしれない
他人は君を裏切るかもしれない
自分の実力に裏切られたかもしれない
それでも、君は生きていた
君を裏切ろうと企んでいる世界の上で
君は何年生きてきたの?
裏切りを恐れながら、それでも
今、そこに、立っているなら
逃げる必要なんて何処にもない
君は世界に立ち向かっている
死ぬことで世界から逃げたいのなら
死ぬことでしか救われないというなら
クソの世界に、社会に、他人に闇に
死にざるをえなくされているなら
世界を正そう その手で
僕も背中を押すから
世戒を暴こう 僕らで
歪みの色を曝そう
だから
世界を、諦めないで
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