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幻夢
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作詞 栗原 紺 |
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君さえも
忘れていた感情が
僕の中に流れ込んでくる
透き通る水に沈んでいく
自分の腕しか見えない
あの旋律(メロディ)を聴くと
条件反射のように
時計が左廻りして
痛い記憶を蘇らせる
でも時々
虫食いみたいに
途切れ 途切れになる
大事な場面(シーン)なのに
君の顔が映らない
モノクロの世界
誰かの唇だけ動く
「どうして消してしまったの」
君はいつも
僕の隣りで
穏やかにただ笑っている
けれど本当は何一つ知らない
触れてしまえば
すべて 崩れてしまう
予感がしたから
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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