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やさしい風が吹く
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作詞 栗原 紺 |
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やさしい風が吹く
すべてを忘れることなんて出来ないけれど
ちいさな芽をみてたら
もう一度頑張ってみようと深呼吸した
嫌なことが続くと
私が消えた世界考えている
詰まらないと呟いても
仕方ないよとまた諦めた
のっぺらぼうな画面に向き合い
幾らキーを叩いても
本当に欲しいものには届かなくて
やさしい風が吹く
穏やかで少しだけ涙込み上げてくる
かなしいことよりも
今は未だこの空にただ身を預けていたい
桜の花はあっという間に散って
残された緊張感
毎日押し潰されそう
笑顔が強張り
居場所探していた
触れたいけど
近づかないで
はっきりしているのは
境界線だけだった
やさしい風が吹く
すべてを包み込む自信はないけれど
明日はやって来る
たとえばあなたの願い叶わなくても
やさしい風が吹く
木漏れ日に抱かれうたた寝しながら
いつかまた会えるよね
心の中呟きながら
またひとつ季節流れ
ゆっくり大人になって行く
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