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雲外少女
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作詞 しらゆき |
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朝になったら分かるかな
この気持ちが その気持ちが
降れ振れって乞う君に
応えられそうにないな
泣かないって決めたあの日から
どうも世界は荒涼としているようで
でも笑わないって決めたなら
どうせ命は枯れてくだけ
雲外少女
わたしは少女
まだ幼い 儚い 夢見がち
感情的にもなるよ ココロは揺れ動くの
雲外少女
明日はきっと
冷たい雨が降りそそぐだろう
何億もの命なんて抱えきれないよ
わたしは少女
一人ぼっちで俯瞰した
あの景色を あの笑顔を
“壊せないよ”ばっか呟いて
“怖いんだよ”がもっと強くなる
溜息をつけばしあわせは吹き飛んで
罵倒を浴びせば青空は裂けて
安心させて 冷製でいさせて
わたしは一体、誰に願えばいい?
雲外少女
笑えない少女
ただ幼い 弱い ココロ脆い
微笑することができても 大笑いできないの
雲外少女
羨み恨んだ
あの輝く綺麗なしあわせを
何億とあるあのユートピアを壊したいんだよ
無力な少女
他人の不幸を奪う権限や勇気
もしもあったなら 気にせずに泣ける
でも、大切な人なんていないよ
もういいかな?
全てを終わらせても…
雲外少女
腫れた目を見て初めて
心から笑えたよ
虹が架かる 別人が映る
涙で消費した未来
雲外少女
わたしは少女
まだ幼い 儚い 夢見がち
感情的にもなったって
わたしを裁ける人はいないし
雲外少女
自由な少女
わたしにもしあわせを教えてよ
それで何億ものしあわせを殺しても
わたしは少女
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