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私…アタシ。
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作詞 藍果さとう |
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周りと比べて浮いているのは
なんとなく解っていました
本当の自分になる度に周囲に壁ができる事に
気がついていました
蓋をした筈の古傷がこんなにも痛むのは
何故ですか
私は怖い
口から零れた一言で相手が敵になる事が
私は怖い
感情を隠して道化師でいる事が
手を差し伸べてくれる数人に縋って生きてしまう事は
つまり弱いということですか
1人も嫌で 集団も嫌なんて
我儘すぎて呆れるね
心の奥に押し込んだカケラが
硝子になって胸を刺す
その上優しさまで求めてしまうのは
人間という儚い生き物の性でしょうか
周りと比べるな というのは
綺麗事 だと思うのです
本当に真剣な人に対して無責任である事に貴方は気づいていますか
封をした感情がこんなにも足掻いているのは
何故ですか
私は辛い
誰かを見ても何も思えない事が
私は辛い
世界に存在意義を感じない事が
型にはまっている人間でなければ不用品である事は
皆人形でいろ という事ですか
縛られるのは嫌で でも自由も嫌なんて
矛盾していて呆れるね
散々苦しめられたこの想いも
最後は塵になって消えるのかな
でもまだ消えないでと
思うのは私の弱さなんです
自分なんてとっくに捨ててしまったなぁ
だって必要ないから 要らないから
「違うよ」
傷つけたくて 傷つけたくなくて
自分を殺したんだよ
そうじゃなきゃきっと私は、あたしは、
アタシは、また___。
守りたいのに 救いたいのに
明らかに足りないアタシの手と強さ
助けてよ、
なんて言えるアタシじゃないことを
きっと君も知ってるんだろう
それでいいよって笑う君の瞳には
悲しみが溶け込んで
アタシは初めてホントのココロで
好きだと思った____________。
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