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spangles
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作詞 くらま |
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忘れてしまえば
遠い日の傷と笑えてれば
膝を抱いて眠る様な
嫌な朝もきっと希望になってた
許せてしまえば
若気の至りと戯けられたら
肩震わせ咽ぶ様な
嫌な明日もきっと過去になってた
俯いて立ち止まって項垂れてても
変わらずに一日は過ぎていく
歩けなくなった足下が空になって
高く高く飛んで行けたら
眩く光るキレイな星を
足掛かりにして月を昇るから
悩み事も暗い未来も
羽にして飛んでいける
紡いだ糸が解ける前に
夢に見た景色へと還るから
落ちた涙拾い集めて
夜にそっと飾るよ
忘れられなかった
結局大事なんだと気付いた
枕抱いて眠る様な
嫌な朝がやがて虚しく綻んだ
許す事は出来ないや
埋まらない孤独を知ったら
目蓋腫らし咽ぶ様な
嫌な明日は嫌な明日のままだった
赤鉛筆で刻んだ涙の数なんて
きっと知らないんだろうな
強くなんかなりたくないのに
弱いままでいいのに
哀しい位澄んだこの空は
何も許さない程残酷で
綺麗事が絵空事になった
置いてかれて独りぼっち
紡いだ時が解ける前に
何も無い世界へと還るから
深い傷も撫でて笑える
だけど痛みは消えない
苦しかった事が力になっても
悲しかった事に変わりはなくて
優しくない事が当たり前だなんて
みんな思いたくないハズで
そんな夜はフッと消え去ってさ
何もわからなくなれば良いよ だって
キラキラ瞬く星を眺めて
溜息を吹き掛けて前へ行く
おいで、なんて聴こえる位
近くまで飛んで行くよ
真っ赤に散った水溜まり蹴って
新しい世界へと還るから
散った私を拾い集めて
空にパッと鏤めよう
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