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やまない雨と嘘の歌
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作詞 妖花 |
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窓から雨の音が聞こえる
枕に顔を隠して声を押し殺して泣いた
裏切られたとわかっているよ
でもまだ真実を受けいられないんだ
学校では僕の居場所はなくなって
君にとって邪魔者だったんだと自覚した
僕はただの道具でしかなかった
でもまだ信じていない僕はだめな子でしょうか
手を広げて雨がやんだらどれほど良かっただろうか
傘もささずに打たれて
前なら「バカ」と言って傘を差し出してくれただろう
あと一度だけでいいから手を繋がせてほしいです
後一度だけでいいから
家でもあのことを思い出すと吐き気がする
それを隠すように僕は歌い続ける
ヘッドホンをつけて歌い続ける僕はだめな子でしょうか
吐き出すように僕は歌い続けるのはだめなことでしょうか
何をしても雨はやまないで振り続ける
僕は僕が嫌いだ
君が前まで褒めてくれた歌も嘘だとしても
あと一度だけでいいから褒めてください
後一度だけでいいから
「ごめんね」って謝る君
もう遅いんだよ もう手遅れなんだ
間違っていたのは僕だとしても君だとしても
もうわかっている
過去には戻れないことを
そんななか貴方は僕の手を引いてくれた
こっちに来たらもう絶対に君は許せなくなるだろう
信じてしまうことになるだろう
それでもいい
それでもいいから僕は貴方についていく
僕の周りは今も雨が降り続いている
それでも構わない
君が嘘でも褒めてくれた歌を
今度は貴方のために他の人のために歌う
君のことはもう許せないけど
そんな君のところは晴れていてほしいと僕は願う
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