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蒼いサイダーを謳歌したい
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作詞 ポテポテ |
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ガラス瓶が煌めいたあんたの瞳と輝いた
蒼いサイダー、揺れていたプールの波でも真似したか
いいねよ、サイダーはさ
揺れて、弾けて、雫になってただ甘いだけの
水になってくだけなんだから
こちとら心が揺れようと、零れず溜まって
苦しいんだから
零れ落ちるは涙だけ
蒼いサイダー 弾けてる
私の心は弾けたがってる
音を立てて気体が舞った
希望を抱いて期待をしたい
冷たい、甘い、でも痛い 君は
まるで強炭酸
蒼いサイダー謳歌させてよ
夕立に叩かれた 私と瓶の濡れた背に
何とも思わず君がきた
言ったら楽なんだな 分かってるのに
揺れた挙げ句に止まるだけ
水音かすかに響く午後
椅子が引かれて言われた言葉
そうじゃなくてさ、そう直したい
けどそんなことは幻想で
パチンと弱く旅立った
こんなの違う、知ってはいるよ
なんだけど…
茜のバック 身につけて
プールサイドに仁王立ち
見ただけでも立ち眩む
最高級の蒼いサイダー
瓶から飛び出た爆発寸前の泡たち
溢れて、溢れて蓋まで昇る
君はうなずき微笑んだ
強炭酸でも甘いんだ
それから君はこう言った
蒼いサイダーでも飲もっかと
私はからかう
茜と混ざってすみれじゃんってね
そうだねって笑った君は
もう痛くない、蒼いサイダーだ
これから味わい、謳歌する
私だけのサイダーだ
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