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一筋の光
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作詞 たけお |
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生きてくことは辛いことなのかな
大人になることは諦めることなのかな
分からない 分からないけれど
今夜はグッスリ眠りたい
陽が昇ればやり直せるかな
青い空が待っていてくれるなら
働き続け食いつなぐのかな
そして生きながらえて意味はあるのかな
誰もがそう 当たり前だよな
いつの日かすべてを愛せるのかな
夕暮れ空が目に染みるなぁ
もう間もなく永い夜がやって来る
タバコをふかして 酒をあおって
大声で不景気な時代(とき)に想いを叫びたい
この真っ暗闇に一筋の光を与えてくれよなんて
昔の彼女は元気でいるかな
もう俺のことなど忘れ去ったかな
分からない 分からないけれど
月日がただサラサラと流れて行く
思い出が色褪せて滲んでいく
永久なるものなどこの世にないから
瞼を閉じて 耳をふさいで
無防備にこの世界の入り口に立ち尽くす
この夜明けを待ちわびる願いを見えない星に託してさ
巡り巡る時代(とき)の波に
流されたりせず立っていたい
そしていつか「答え」を掴もう
至る所に仕組まれた罠をすり抜け手にするんだ
この俺が生きているその証を
生きてくことは辛いことなのかな
大人になることは諦めることなのかな
辛くなどない 諦めたりしない
くたびれた野良犬のような眼を
鋭くギラリと光らせてみせるよ
一筋の光をこの身に上手く纏いながら
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